アイアン |
アイアンとは鉄でヘッドが出来ているクラブのこと。
もともとゴルフのクラブはヘッドが木でできているものしかなかったが、
1848年頃からゴムの樹脂を固めたゴルフボールが
開発され、それにより鉄製のヘッドのクラブが使われるようになった。
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アイアンマット |
アイアンマットとは練習場でアイアンの練習をするときに
使う人工芝のマットのこと。だいたい緑色で真中に白線が
入っているものが多い。この上にボールを置いて打つわけだが、
最初はボールよりもマットを飛ばす。プロはこのマットを嫌い、
地面にボールを置いて打つ練習をするが、ビギナーが真似すると
手首を傷めることになるので、やめたほうがいい。
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アウトサイドイン |
アウトサイドインとはスイングしたときのクラブの軌道が、
ボールと目標を結んだ直線に対して、クラブヘッドが外から降りてきて
ボールに当たり、内側に振られること。はやく言えば大根切りで、
スライスが出る軌道です。バンカーショットやアプローチショットでは
意図的にこの軌道でクラブを振ることもあります。
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アウトドライブ |
アウトドライブとはドライバーショットで相手の飛距離を凌ぐこと。
なぜかオーバードライブと言う人がいるが、
飛ばしすぎということになってしまい、意味が違います。
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アウトオブバウンズ |
通常OBという。コースの外という意味で、白い杭で表示されている。
ボールがコースの外にでたらプレーできないので、
打った数に1打の罰を付加して最後にプレーした所から打ち直す。
ティーショットでOBを出すと次が3打目となり、もう一度ティーアップもできる。
プレーの進行を早めるために、ホールによってはローカルルールで
前進4打を採用している場合もある。
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アゲンスト |
向かい風(アゲンスト・ウインドの略)のこと。このホールは風が
アゲンストになっているので、クラブを1番大きめにするというように使う。
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アゲンストパー |
競技方法のひとつで、各ホールのパーに対して
マッチプレーするという方法。それぞれのホールでパー、バーディ、
イーグルを出せばプラス、ボギーやダブルボギーはマイナスとする。
プラスは勝ちで、マイナスは負け。勝ちの一番多い人が優勝ということになる。
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アッパーブロー |
アッパーブローとはスイングで上向きに打ち抜くこと。
ドライバーはクラブが上昇軌道に入ってからボールを捕らえると
距離が出るとされるので、よくアッパーブローに打てと言われる。
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アップダウン |
アップダウンとはコースの上り下り、起伏のこと。
「山岳コースはアップダウンがきつい」という言い方をする。
しかし、イギリスではアップダウンを寄せワン
(寄せてワンパットでおさめること)のことをいいます。
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アップドーミー |
アップドーミーとはマットプレーで、そのホールに勝てば
マッチの勝ちが決まるということをいう。
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アップライトスウィング |
アップライトスウィングとはタテ振りのこと。
トップオブスウィングもフィニッシュも、クラブが高い位置におさまる。
当然身長の高い人はこうなるが、身長の低い人がこうなると、
スウィングプレーンがずれて、アップライトすぎると言われる。
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アップライトライ |
アップライトライとはクラブのヘッドとシャフトのつながる角度についての言葉。
手を高くして構えないとクラブのソール全体が地面に着かないのが
アップライトなクラブで、構えるとクラブのトウの方が浮いてしまう。
こういうクラブだとフックボールが出やすい。
その逆はスライスが出やすい。クラブ選びで重要です。
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アテスト |
アテストとは証明するという英語だが、ゴルフでは
マーカーのサインを意味する。公式競技の時には、委員会はプレーヤーの
名前を記入したスコアカードを用意する。このカードは自分が
つけるものではなく、同伴のマーカーがつける。そしてプレー終了後に
間違いがありませんという証明のサインをして本人に渡す。
本人はそれに自分のサインをして提出することになっている。
当然アテストの無いスコアカードは無効で競技失格となる。
また、実際より少なくだしても失格、多い場合はそのスコアが採用される。
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アプルーブ |
アプルーブとはスコアカードに自分の名前をサインすること。
このサインの無いカードは無効となり競技失格です。
アテストとアプルーブの位置が反対だったり、あるいはカードの裏に
書いてあっても有効です。
また、日本語でなくても本人のサインであればOKです。
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アプローチウエッジ |
アプローチウエッジとはウエッジにはピッチングウエッジと
サンドウエッジがあるが、最近寄せ専用のウエッジが
各メーカーから発売されている。それがアプローチウエッジまたは
ピッチングサンドといわれ、2つのウエッジの中間的なものや、
サンドと同じ形状だがソールの形だけかえられているもの
(オルタネート)などがある。略してAWという。
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アベレージゴルファー |
アベレージゴルファーとはアベレージとは平均的と言う意味で、
つまり平均的なゴルファーでハンデ20台ぐらいの人をいう。
もっとも日本ではもう少し下手なゴルファーを言うようです。
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アマチュアサイド |
アマチュアサイドとはパッティングの時にミスパットに対して使う言葉。
フックラインのパットをカップの左にはずしたり、スライスラインの
パットを右にはずすのを「アマチュアサイドにはずした」といいます。
プロなら同じはずすでもフックラインは右にスライスラインは
左にはずします。つまり曲がりを読めていないし、
カップに当たってもけられてしまいます。
このはずし方をアマチュアサイドといいます。
またカップに届かない強さに打つこともアマチュアサイドに外すという。
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アリソンバンカー |
アリソンバンカーとはイギリスのコース設計家チャールズ・アリソンが、
1930年に東京ゴルフ倶楽部が駒沢から朝霞に移転するときに
招かれ来日し、コース設計をしました。その時に造られたバンカーが
深く難しかったのでこの名前が残り、現在ではアゴがせり出している
深いバンカーの名称になっています。
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アルバトロス |
アルバトロスとはそのホールのパーより3つ少ないスコアを出す事をいう。
たとえばパー5のホールで第2打を直接カップインさせること。
アルバトロスとはアホウドリということだが、
めったに出るスコアではないのでそう命名された。
アメリカではダブル・イーグルという。
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アンコック |
アンコックとはバックスイングで折られた手首がダウンスウィングで
元に戻ること。アンコックはできるだけ遅いほうがいいとされ、
アンコックを遅らせて打つことを、レートヒットという。
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アンダークラビング |
アンダークラビングとは実際に必要な距離を飛ばすには
小さすぎるクラブを使うこと。おもにクラブの選択ミスについて言う言葉。
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アンダーパー |
アンダーパーとはそのホールやコースの基準打数よりも少ないスコアで
ホールアウトすることをいう。
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アンダーハンデ |
アンダーハンデとは正しくはアンダーハンディキャップといい、
それぞれのプレーヤーに力量に合わせたハンディキャップを設けて、
ハンディキャップをグロスから引いたネットスコアで争うゲーム。
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アンダーリペア |
アンダーリペアとは修理地のことをいい、だいたい白線または
青杭で表示されている。
ここにボールが入った場合は、罰無しにドロップできる。
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アンジュレーション |
アンジュレーションとはコースの起伏のことで、
本当はアンデュレーションと発音するのが正しい。
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アンプレヤブル |
アンプレヤブルとはボールが木の根っこに止まっていたりして、
プレーができない状態のときに宣言する。アンプレヤブルを宣言すると、
1打罰を加えてボールから2クラブレングス以内、またはボールと
グリーンを結んだ線上後方か、プレーした元の位置に戻って打つことになる。
アンプレヤブルはプレーヤー本人が決める事で、
他人に打てるはずだといわれても無視していい。
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イップス |
イップスとはパッティングで緊張過剰などによりスムーズに
ストロークできなくなり、手が動かなくなって打ちそこなったり、
あるいは自分の意図したよりもはるかに強く打ってしまったりすること。
原因・治療法はともに不明の病気。多くのプロがこの病気にかかって
トーナメントから消えていった。
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インタークラブマッチ |
インタークラブマッチとはゴルフ場の倶楽部対抗試合のこと。
各倶楽部からの代表選手のトータルスコアで争う。
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インターロッキンググリップ |
インターロッキンググリップとはクラブの握り方で、右の小指を左手の
人差し指と中指の間にいれてからめる握り方をいう。
こうすると左右の手が一体となる。どちらかというと小さな手の人に
向いたグリップ。ジーン・サラゼン、ジャック・ニクラウスが
このグリップで活躍したのは有名です。
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インテンショナル |
インテンショナルとは意図的にボールを曲げて打つことをいう。
意図的に左に曲げればインテンショナルフック、
右に曲げればインテンショナルスライスという。
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インランドコース |
インランドコースとは内陸に造られたコースのこと。
海岸に造られたリンクスに対する言葉。
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ウイークグリップ |
ウイークグリップとは左手の甲が目標方向を向くように握ったグリップで、
左手のナックルが1つしか見えない握り方。
現在では左手の甲が上を向くストロンググリップが主流となっている。
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ウインターグリーン |
ウインターグリーンとは文字通り冬のグリーンのことで、
日本ではベントグリーンのことをいう。日本は四季の変化が激しいので、
1グリーンでは年間を通していいコンディションを保つのは難しい。
そこで夏用と冬用の2つのグリーンを造り、
シーズンに応じて使い分けている。だいたい冬用はベント、夏用は高麗を使う。
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ウインタールール |
ウインタールールとは冬の間だけ行なうローカル・ルール。
フェアウエィ6インチプレースというのがこれ。冬は芝が枯れて、
ライの悪いところから打つことになるので、それを救済する特別ルール。
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ウエイトシフト |
ウエイトシフトとはアドレスではおおむね左右均等に体重が
かかっているが、バックスウィングでは右足に、
ダウンスウィングでは左足に重心が移動する。
このような体重移動のことをいう。
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ウェルアウト |
ウェルアウトとは難しいバンカーから1発で脱出したときに
使われる賞賛の言葉。よく出たという意味。
林から脱出したときにも使われる。
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ウオーターハザード |
ウオーターハザードとはコース内の海、川、池、湖、溝、排水溝、
被いのない水路などをいう。黄色の杭か線で表示されている。
ここにボールが入ったら、最後に境界を越えた地点とピンとを
結んだ線上後方にドロップするか、元の位置に戻って1打罰を加えて
次のショットをすることになっている。
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エキストラスティッフ |
エキストラスティッフとはクラブのシャフトの硬さ表示のひとつで、
俗にエックス(X)という硬くしならないシャフトのこと。
日本では上級者や腕力に自信のある飛ばし屋が
これを使うという迷信がある。
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エキストラホール |
エキストラホールとはマッチプレーの場合に決められてホールを
終了してもイーブンの場合に、延長して決着がつくまで戦うことになるが、
この延長戦の行なわれるホールをいう。
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エクスプロージョン |
エクスプロージョンとはバンカーでボールを直接打たずに、
砂ごと打ち出すこと。
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エージシュート |
エージシュートとは18ホールを自分の年齢以下のスコアでまわること。
エージシュートを成し遂げるにはゴルフの腕前もさることながら、
長生きして、しかも健康でなければならない、したがってゴルファーの
究極の目的とされる。
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エスシャフト |
エスシャフトとはクラブのシャフトの硬さ表示のひとつで、
通常普通の硬さをレギュラー、それより柔らかいおもに女性用をレディス、
レギュラーよりも硬いものをスティッフ、それよりもさらに硬いものを
エキストラスティッフという。
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オイルハーデン |
オイルハーデンとは柿の木(パーシモン)で作るウッドクラブの
素材を固くして、しかも細工しやすいように木目にオイルを
染み込ませること。最近はほとんど聞かなくなってしまった。
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オーバーパー |
オーバーパーとは規定打数よりも多いスコアでまわることをいう。
少ないスコアでまわればアンダーパー。
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オーバーラッピンググリップ |
オーバーラッピンググリップとは右手の小指を左手の人差し指の
上に重ねて握るグリップ。ハリー・バードンが考案したとされ、
別名バードン・グリップという。現在一番ポピュラーな握り方。
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オフィシャルハンディキャップ |
公式なハンディキャップのことで、日本ではJGAハンディキャップが
オフィシャル。仲間内で適当に決めたのがプライベート
ハンディキャップという。倶楽部のハンディキャップでもJGAに
加盟していなかったり、JGA方式を採用していなければ
オフィシャルハンディキャップとはいえない。
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オープンフェース |
クラブフェースが、ボールと目標を結んだラインに対して直角にならずに
右(開いている)を向いていること。
バンカーやロブショットでは通常オープンフェースに構える。
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オールクリアベル |
グリーンがブラインドになっているホールで、グリーンが空いたら
合図に鳴らす鐘のこと。日本ではあまり見かけないが、
海外ではオールクリアベルのあるところが多い。
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カウントバック |
ストロークプレーでスコアがタイ(同じ)の場合の順位の決め方のひとつで、
スコアカードの最後のホールから順にスコアを比較して、
いいスコアの者を上位とする方法。
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カットショット |
アウトサイドインの軌道で、クラブでボールを切るように打つこと。
ボールは右方向の回転がかかってスライスになる。
バンカーショットやアプローチで止めるボールを打たなければならない場合は、
ボールに横回転を与えて止めようとカットショットをする。
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ガードバンカー |
グリーンのまわりに造られたバンカーで、グリーンをガードするように
配置されているのでこう呼ぶ。
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キャッシュインパター |
パターのヘッドの真中近くにシャフトの取り付けられたパターで、
T字パターともいう。よく入って、お金も入ってくるということから
この名前がつけられた。
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キャディマスター |
本来はキャディを必要とするゴルファーにキャディを
斡旋する業務の者のことだったが、今はスタートの組み合わせや
スタート時間を管理する場所。
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キャロウェイ方式 |
アメリカのティーチングプロのライオネル・キャロウェイという人が
考案したハンディキャップの出し方。グロススコアと最悪ホールの
スコアに応じて、査定表でハンディキャップを決める方法。
対象ホールを予め決めておいて、同じように査定するのが
変則キャロウェイ方式。
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クォータースウィング |
クォーターといえば4分の1ですが、ゴルフの場合はスリークォーターの
4分の3を意味しています。トップを肩のあたりまでに押さえて、
距離をコントロールするためのスウィングです。
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グースネック |
アイアンのクラブのネック部分がガチョウの首のように曲がっていること。
別名オフセットという。最近はウッドもグースネックになっている物もある。
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グラスバンカー |
草で覆われた窪んだ場所で、形はバンカーに草が生えたようだが、
ハザードではない。バンカーではクラブをソールすることはできないが、
グラスバンカーではソールできる。
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グラファイトシャフト |
炭素繊維カーボングラファイトを樹脂で固めて作ったクラブシャフトのこと。
最近はこれにチタニウムやボロンなどを入れた複合シャフトが
一般的になっている。
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クリネックスショット |
ショートアプローチで、サンドウエッジでボールをフワリと上げて
グリーンに落とす打ち方。ティッシュペーパーが地面に落ちるときの
様子からつけられた。
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グリーンキーパー |
コースを管理するひと。グリーン、フェアウエー、ラフなどの芝生は
もちろんのこと、樹木の手入れなども行なう。
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グリーンフィー |
ゴルファーが支払うコース使用料のこと。メンバーが支払うメンバーフィーと
ビジターの支払うビジターフィーに分かれる。最近はどのゴルフ場でも
グリーンフィーを大幅に割引いて、お客の獲得にしのぎを削っている。
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グリーンフォーク |
ボールの落下でグリーン面に出来たくぼみは、本人がきれいに
直すことになっている。その時に使用するフォークの形をしたもの。
これはゴルファーなら誰でもポケットに入れてコースに出なければならない。
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クロスハンドグリップ |
パッティングの際のグリップで、通常右利きゴルファーは左手より
右手を下に握るが、それを反対に左手を下にした握り方。
左手のリードでパットすることができ、手首をこねたり
しなくなるというメリットがある。
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クロスバンカー |
フェアウエーを横切る形で造られているバンカーのことで、
攻略ルートにクロスする形のものをいう。これ以外のフェアウエーの横に
造られたものは、サイドバンカーというのが正しい。
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コースレート |
コースの難易度を数字にしたもので、ゴルフ場ではパー72とかパーが
定められているが、同じパー72のコースでも難易度はまちまちで、
コースの距離によって難易度を決め、それにグリーンやフェアウエーの
アンジュレーションやバンカーの配置などで各ホールの難易度を
0.1ポイントずつ増減させ、そのコースの難易度を数字にしたもの。
ハンディキャップを決めるのは、平均スコアからコースのパーを
引くのではなく、コースレートを引いて決める。
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コンベンショナル |
最近のハイテクを駆使したクラブに対して使われる言葉。
コンベンショナルなクラブというように使われる。
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コンポジットシャフト |
コンポジットとは複合材料ということだが、カーボングラファイトの
シャフトにボロンやウィスカー、チタンなどを混ぜてシャフトにしたものをいう。
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